3位決定戦は準決勝で中国に敗れたシリアと対戦。
日本 1(4PK3)1 シリア
決勝トーナメントの3試合すべてPK戦での決着となった。
FW先発は平山と森本。
前半は日本らしいサッカーができていて、中盤のきれいなパス回しから森本が左からクロス、船谷がゴール。
しかしその後、増嶋のヘッドがオウンゴールになって1-1。
後半も惜しいチャンスは何度かあるが決めきれず90分終了。
規定により延長戦は無しでPK戦。
シリア ○×○○× 3
日 本 ○×○○○ 4
日本の2人目は先日の韓国戦でPK1番手ではずした増嶋。今日はオウンゴールにPK2試合連続失敗とまさに泣きっ面に蜂状態。キャプテンというプレッシャーに負けたか・・・
日本の4人目の寺田はGKに止められるが、GKが蹴る前に動いたという判定で蹴り直しになって2回目は確実に決めた。
日本の5人目はカレンロバート。クロスバーに当たって真下に落ちてワンバウンドしたボールはフィールドに戻ってきた。しかしゴールの判定で日本がPK戦をものにした。
スローでみると確かにボール全体がゴールを割っている。シリアは猛抗議していたが、判定は覆らず、そのまま終了。
今大会は兵藤がグループリーグで足を負傷し、本来トップ下の梶山もケガで招集できず、中盤がネックになっていた。
トップ下がボールをさばいて起点になるべきところが平山がポストになって後ろに戻すという攻撃がメインになってしまった。もちろんこの攻撃も重要だけど通常の2列目で組み立ててという攻撃と組み合わせて威力を発揮するはず。ロングボールを平山へという攻撃は90分はできない。
森本も2得点は挙げたが、周りに遠慮していたのか、相手が強かったのか、切れのあるドリブルはあまりみられなかったのが残念だった。
カレンは得点こそ無かったが、あの運動量には感服した。守備の意識も高く、チームへの貢献度は最高ランクだったと思う。
来年6月のワールドユース、そして2008年の北京オリンピック。今からこのチームの成長を楽しみにしたい。