キャッシュとかテンポラリじゃなくて丸ごと。 ひろきちです。
昨日、ノートPCのメモリを増設したついでにちょっと実験的なことをやってみた。
1)合計4GBになったメモリの内、1GBをRAMディスク化。
2)Firefox4を丸ごとRAMディスクにインストール
3)起動が激速 キタ━━━━━━m9(゚∀゚ )━━━━━━!!!!
RAMディスクは結構昔からある技術なんだけど、メモリをハードディスクと同じようにドライブ(C:とかD:とか)に割り当てるもの。
20年以上前にPC9800シリーズで実際に会社で使ってた。当時2MBだったかな(笑)。
メモリはハードディスクより桁が違うくらい読み書きが速いからうまく使えば効果絶大。
でも電源を切るとRAMディスク上の情報は全て消えてしまうという弱点もある。
それで、フリーのRAMディスク関連ソフトを検索したら
BUFFALO RAMDISK ユーティリティ Ver3.0.0.0というものが、64ビット版Windows7に対応しているのを発見。
しかもPCの電源をオフにするときや一時休止するときにRAMディスクの内容をHDDに退避してくれて、起動時に自動的に復元してくれる機能付き。
RAMディスクの一般的な活用方法は、ブラウザのキャッシュデータ、一時ファイル置き場として利用すること。
最初はこれをやろうと思ってRAMディスクを考えたんだけど、RAMディスクの内容が消えないなら一番使うFirefoxを丸ごとインストールできたら快適になるんじゃね?ってことでググってみたら同じ事を考えてる人がいた。
FirefoxをRAMディスクに完全インストールして信じられないほど高速化する方法!
偶然、ここで紹介しているRAMディスクユーティリティがBUFFALOのやつだったからそのまま行けると思って、これに沿って実際にやってみた。
記事ではFirefox3.6だったけど、Firefox4でも同じ手順でOK。
ユーザプロファイルを今まで使っていたものを引き継ぐというのがポイントだね。
当然4GBの内、1GBをRAMディスクにするわけだから使用可能メモリは3GBになっちゃうけど。
特にトラブルもなく設定完了。
RAMディスクユーティリティのインストール後と、RAMディスク容量を決めた後に再起動が必要なことと、Firefoxをアンインストールして再インストールしなければならなかったけどね。
結果、PC立ち上げ後の初回起動でFirefox4が2秒くらいで立ち上がってくるようになった。
これは快適だわ。
RAMディスクの容量的にはまだ余裕があるから他にも使い道が無いか探してみようと思う。
WindowsのテンポラリファイルをRAMディスクに置くっていうのもありなのかな?
注意)32ビットOSでOS管理外のメモリ(例えば4GB積むと3GBちょっとしか認識されない残り部分)をRAMディスクにしたい場合、このBUFFALOのRAMディスクユーティリティはBUFFALO製のメモリを積んでいないと出来ないらしい。
結局5月の連休中に元に戻しちゃいました。
理由はPC立ち上げ時にRAM DISKの内容をHDDから復帰する時間が結構かかってしまうから。
最終的にOSとブラウザのテンポラリファイル置き場にしてシャットダウン時にRAM DISKのバックアップを取らない(捨てる)ようにすることで落ち着きました。