巨人ー広島戦で珍しいサヨナラゲームがあったみたいだね。
9回裏、1アウト満塁でピッチャーとキャッチャーの間に上がる内野フライ。
ここで球審がインフィールドフライを宣告。
普通ならこの時点で2アウト満塁なんだけど、サード村田とファーストのフランシスコがお見合いで補給できず。
この後、3塁ランナーがホームに走ってくるもフランシスコがボールを拾ってホームベースを踏んで、巨人は試合終了と思い、広島はランナーにタッチしていないからホームインが認められると抗議。
結局ホームインが認められ、広島のサヨナラ勝ち。
正しいルール解釈としては、球審がインフィールドフライを宣告した時点で、ボールが空中にある時にバッターはアウト。
この時点で満塁のランナーは塁に留まるのが普通なんだけど、進塁を試みた時は守備側はフォースプレー(ベースを踏むだけでアウト)ではなく、タッチプレー(タッチアップや盗塁と同じ)になるから、フランシスコが本塁を踏んだだけでは3塁ランナーはアウトにならずホームインが認められることになる。
厳密にはタッチアップではないから、3塁ランナーは3塁から離れていても大丈夫で、バッターアウト後にホームスチールをしたことになるのかな。
送りバントで小フライになった時に、ランナーは慌てて塁に戻るけど、インフィールドフライが宣告されずに、野手がわざとワンバウンドで補給してダブルプレーというのは時々あるけど今回のケースは珍しいケースだね。
少なくともフランシスコはルールを知らなかった故のプレーだけど、3塁ランナーがルールをわかっていてホームインしたのかどうかは本人しかわからないね。