いずれも素晴らしい作戦、行動だと思う。 ひろきちです。
計画停電が行われ、不便な生活を強いられて、被災地のことを思えば我慢すべきことなのに、停電が予定されていたのに停電しなかったことに怒ってる人は何なんだ?って思う。
みんなが節電した結果、停電しなくても大丈夫な需給状態になったから停電しなかったって考えは出来ないのかね。
この節電を呼びかける時に使われている「ヤシマ作戦」。
エヴァンゲリオンの中に実際に出てくる作戦名ってことだけど、原作もアニメも映画も全く見たことがないから初耳だった。
でも作戦名と関連づけることでみんなが一体となって作戦に参加してるという気持ちになれるのは悪くないね。
そして完全にネーミングはこれに便乗してる「ウエシマ作戦」。
これはもちろんダチョウ倶楽部のネタの「どうぞどうぞ」というやつが元になっている、買い占めを控えようという譲り合いの精神を表してるもの。
これもいいねえ。
それとここ数日、ネットで話題になっている「大人の千羽鶴」。
以前、mixi発で海外の被災地に千羽鶴を折って送ろうという大迷惑なことをやろうとした人がいたけど、それを絶妙に皮肉りつつ、実に素晴らしい行動で、しかも「大人の」って言うだけで変な勘違いをする人が続出したという、多田あさみちゃんというグラビアアイドルのブログの記事が発信源なんだけど、その記事のタイトルが「大人の千羽鶴」。
ファミマのファミポートから義援金を送る手順を紹介してるというのが真相なんだけど、夏目漱石の千円札の裏に鶴が描かれてることから、たくさんの人がやれば千羽鶴になるという趣旨の記事。
実際にブログを見てみたけど、文章から頭が良くて文才がある人なんだなと思った。
この記事の後の記事も素晴らしい内容で、これをきっかけにブレークすればいいね。
アメブロの急上昇ランキングで2位にランクしてるね。
また、youtubeで話題になってる「また復興しましょう」のおじいさんや、欧州のサッカーリーグで試合前に日本に向けたメッセージの発信、そしてこの非常事態に略奪、暴動が起きずにきちんと行列して順番を待つ日本人を賞賛する海外メディアの記事。こういうのを見ると絶対に復興出来るし、復興しなければならないって気持ちになるよね。
一方、中越地震の時に、菅直人が自身のWebサイトで「あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか」って言っていたというのは知ったときはあまりにも見事なブーメランで笑ってしまった。