日本 1-1 イングランド (マンチェスターシティ)
日本時間朝4:00キックオフ。
気合い入れて早起き。
試合開始からおもしろいようにイングランドにボールを回される。
すごい。うますぎ。ボールの動きより人の動きがすごい。人数が多く感じる。
攻め疲れするまで持ちこたえてくれればと思った矢先の22分。坪井のハンパなヘディングクリアをジェラードに拾われてそのまま中央に切り込まれて正面から強烈なミドルシュート。GK楢崎の正面だったけど弾いてしまい、そこにしっかりオーウェンが詰めていた。
うーん、あれはキャッチして欲しかった。
シュートされた瞬間、宮本と坪井は”見て”しまったのに対して、オーウェンは詰めの動きをしてたのはさすが。
30分ころから慣れてきたのか日本のパスがつながりだす。
俊輔の動きがここ数試合では一番良かった。あまりこねくり回さずに周りにボールを散らしてた。
ただ、エリア内に入ってのシュートがなく、久保にもいいボールが渡らない。
結局0-1で前半終了。
同点ゴールは後半8分、俊輔の今日最高のスルーパスが三都主にでる。それをグラウンダーで折り返したところを小野がインサイドでダイレクトシュート。GKの股間を抜けてゴール。
U-23とこの試合の共通キーワードは股抜き。
三都主の動きは全体的に良かった。3バックのままだったしね。
この試合で観客に一番アピールできたのは三都主かも。
15分に久保と玉田に替わって柳沢と鈴木を投入。鈴木は強さを見せるも、柳沢は見せ場作れず。
追いついてからも日本は良くパスが周り、もしかしたら逆転ゴールもと期待したけど、そう簡単にはいかない。
95年の同カードでは後半ロスタイムにPKを取られて1-2で負けている。
ロスタイムに入るとこのことが頭をよぎる。
と思った瞬間、稲本が足首を負傷。担架で運ばれる。あの痛がり方はちょっとまずいかも。たいした怪我じゃないことを祈る。
そして試合終了。1-1。大健闘と言っていいんじゃないでしょうか。
試合の入り方さえしっかりすれば互角に近い戦いだったと思う。後半に入ってもスピードは落ちてなかった。
ただ、日本との違いはドリブルの1歩目が速いこと。日本は足下にトラップしてからドリブルをはじめることが多いのに対して、イングランドはトラップがドリブルの開始になってる印象を受けた。
ベッカムはレアルの試合よりイングランド代表の方がやっぱりのびのびやっている。ポジションなんて自由だし。あの独特のキックは解説の北澤がインステップの足の振りでインサイドで蹴ってるって言ってた。
これでイングランド遠征1勝1分け、合格点です。よくがんばりました。
さあ、次はW杯1次予選インド戦だ。