ハンマー投げの室伏が繰り上げ金メダルとなって、男子マラソンでは暴漢が1位の選手に襲いかかり、3位に交代するなど、最後まで話題に事欠かなかったアテネオリンピックだったが、ドーピング違反が過去最多の24件を記録した。
これは検査が3000件と厳密になったこと、検出精度の向上が挙げられている。
日本がメダルラッシュに沸いたのも、裏ではいままでドーピングしていた選手が発覚をおそれてドーピングをやめ、その結果、記録が出せなかったため、クリーンな日本選手の結果が良かったという話もあるくらいである。
もちろん、柔道なんかは、シドニーの篠原誤審銀メダル以降、審判の精度向上に努め、今大会では審判を審判する精度を設けて、正当派柔道(つかんで投げる)の日本の強さが復活したこともある。
いろんな問題が噴出したアテネオリンピックだったけど、参加した全ての選手のみなさんに対してご苦労様と言いたい。
期待通りの結果を出せなかった人もいるし、予想外のメダルだった人もいる。テレビでほとんど取り上げられずに終了した選手もいる。
でも、日本の代表選手となってオリンピックに出ると言うことがどれだけ大変なことか、簡単に批判を繰り返す人、マスコミはもう一度考えて欲しい。
じゃあ、あんた代わりに出られるのか?と